虫歯の予防には「フッ素」が有効であることは広く知られるようになってきましたが、実際に「フッ

素」にはどのような種類があるかご存知ですか。

世界では「水道水フロリデーション」といって、水道水にフッ素を添加する取り組みもされています

が、日本ではまだされていません。

日本では主にフッ化物配合歯磨剤 フッ化物歯面塗布 3フッ化物洗口 の3つが行われていま

ではそれぞれどんなものかご紹介します。

【フッ化物配合歯磨剤】

これはいわゆる「ハミガキ粉」で現在売り出されているものの約90%にフッ素が入っていると言われています。

ここでフッ素入りハミガキ粉を使うポイントは、磨いたあとにあまり口をゆすぎ過ぎないということです。

あまりゆすぎ過ぎると効果が薄くなってしまします。

日本では、ハミガキ粉に入れられるフッ素濃度の上限が1000ppmとされています。一般的には950ppmぐらいが多いと思います。一度今お使いのものをみてみましょう。

【フッ化物歯面塗布】

これは主に歯科医院で塗るフッ素のことです。平成23年の歯科疾患実態調査によれば、1~14歳でフッ化物歯面塗布を受けたことのある割合は64%に達しています。この中でどれだけ続けて塗布してい

【フッ化物洗口】

これはフッ素の液体で口をゆすぐ方法です。現在のところフッ化物洗口剤は医療用の医薬品であり、一般消費者には入手しにくいこともあり、まだまだ普及はしていません。要指導医薬品として認可されるものが出てきて一般的に普及することが期待されています。